間質性肺炎とは?
間質性肺炎とは肺の「肺間質」という組織に炎症が起こり、肺の正常な機能などが損なわれ「線維化」することで呼吸機能が低下する病気です。
主にアスベストや石炭粉塵・カビやキノコの胞子などの吸入、細胞毒性抗がん剤や抗不整脈薬などの薬剤、放射線治療による肺損傷といった原因が特定できるものと、特発性(はっきりとした原因が分からない)のものがあります。特発性間質性肺炎は最も多くみられるタイプで、環境・遺伝・免疫など複数の要因が関係していると考えられています。
主な症状として息切れ、乾いた咳、倦怠感、体重の減少、特定の原因によっては関節痛や皮膚の発疹などがあります。
初期の段階では症状がないこともありますが、病状が進行すると呼吸困難や指先など末端浮腫、唇や指先が青紫色になるチアノーゼなどが出ることがあります。
間質性肺炎には原因が特定でき早期治療が可能なタイプと、特発性肺線維症(原因不明で肺が線維化して硬くなる)などのような進行が早く治療が難しいタイプがあります。そのため早期発見と進行を遅らせる治療が重要です。